車を高く売るには、当たり前ですが高く買って貰わなければいけません。
ですので、当サイトでオススメする方法は準備期間を含めて約1ヶ月の日数を必要とします。
しかし、買取店を利用する方法としては、最もベストな車を売る方法だと思いますので、少しでも高く売りたいと思う人は是非実行されてみて下さい。
まずは現状の車を出来る限り(お金をかけずに)綺麗にしましょう。
日頃から綺麗にメンテナンスされている車は、相場より安く査定されませんし、車の状態や状況によっては高く売る事が出来ます。
まずボディー全体とホイール、また車の下部やタイヤハウス内にドロ汚れがひどい場合は、この時一緒にホースで洗い流しておきましょう。
外装(ボディー)の洗車ポイントは、小傷と水垢消しです。特にドアノブと鍵穴付近は小傷が付き易く、査定の際もチェックされるポイントです。
またこの時一緒にガソリンの給油口のカバーの内側やドアのステップ回りとドア全体、さらにトランク部分も綺麗にしておきましょう。
小傷や水垢は、目の細かい自動車用のコンパウンド等で綺麗になります。
コンパウンドで磨いても取れない大きな傷や、ヘコミなどは修理する必要はありません。
これは査定の際にマイナスされる額よりも、修理代の方が高くなる場合が多い為です。
次にエンジン回りです。ボンネットを開け、自分で可能な部分を綺麗にします。
(普段あまり触れたことが無い人は、ここは飛ばして良いです。)
まずはフロアーマットを外し、掃除機かけです。
次に内窓、内ドア、ダッシュボード、ハンドル、メーターなど綺麗にしましょう。
この時ダッシュボード等の収納や座席などに小物類がある場合は、全て降ろすのがベストですが、小物入れの底が傷だらけ等の理由で、見た目が悪い場合は、さり気なく適度の小物を入れておいても良いでしょう。
トランク(またはハッチバック)の中の荷物も出来る限り降ろしておきましょう。
ダッシュボードの上などに、ジュースホルダー等の両面テープでのベタ貼りは、印象を悪くしますが、無理に外すと余計に汚くなる場合もあるので、そのままで大丈夫です。もし両面テープの糊のあとが残っている場合は、シール剥がし剤などで取れる場合もあります。
チャイルドシートなどを乗せている場合で、シートに跡が残っている場合は、チャイルドシートも乗せておきましょう。
また、室内に独特なにおいがある場合も、印象を悪くする可能性があります。
この場合、無香料の消臭剤を使用してにおいを消すか、天気の良い日に窓やドアを全開にして消臭を試みてみましょう。
※においの強い香水などで消臭すると、更に悪化する恐れがあるので控えてください。
洗車については以上ですが、この他にもご自分で綺麗に出来る部分があったら、可能な限り綺麗にしておきましょう。
これは、「パーツ・部品・カー用品は?」をご覧になってください。
準備する物は、「売却時の必要書類」に記載の必要書類ですが、この他にも整備記録簿や取扱説明書等があれば準備しておきましょう。
それと、カスタムしている場合は、純正パーツもお忘れなく。
まず初めに、複数社の見積を受けることを前提としていますが、買取店をブッキングさせると、印象を悪くしますし、担当者も焦ってしまい、あまり良い結果を生みませんので、1日に数社呼ぶ場合でも時間を空けておいた方が良いです。
次に担当者に売る時期を聞かれると思いますが、とりあえずは1ヶ月以上先を予定していると伝えてください。
これは複数社の見積と、希望金額の決定、さらに思うように価格がつかなかった場合の対処をするための期間だと考えてください。
しかし、担当者には複数社査定の事は特に伝える必要はありません。次に乗る車を決めてないとでも言っておきましょう。
そして、実際の査定が終わり、金額を提示してもらったら、その見積金額の有効期限を聞いて、出来れば一筆入れてもらいましょう。
売る時期が1ヶ月程度先と先に伝えたので、出来れば車の現状を維持できた場合は1ヶ月程度有効の見積書が欲しい所ですが、担当者が渋るようでしたら、無理には要らないとサッパリした態度であるほうが良いです。
また、このときの査定金額が予想より安くても、特に価格交渉をする必要はありません。
この段階では、複数社の見積を受ける事が目的です。
仮に前項の複数社査定の段階で、どの買取店の金額も納得いけるものでは無かった場合は、現段階では価格交渉をせず、次項にお進み下さい。
金額が納得できるもの、またはそれに近い金額でしたら、あなたと相性が良く、見積金額も良い買取店を2〜3社選びます。
そして個別に価格交渉を、電話などで進めて行き、更なる価格のアップを目指しましょう。
査定の段階で限界ですと言われている場合でも、前項の方法であなたから価格交渉を行っていなければ、もう少し高く売る事が出来るかもしれません。
この場合は、最終手段であるオークションの出品を行います。
オークションでは、さらに複数の中古車取扱店に車を公開することが出来ますので、予想以上の結果を得られる場合もあります。
詳しくは下記の「オークション出品方法」をご覧下さい。
再度出品するという手もありますが、正直な所あまり期待できません。
個人向けのオークションではありませんので、毎回ほぼ同じ業者が参加しているためです。
この場合は、売却自体を諦めるか、「6.」に戻り、買取店と交渉する事になります。
以上が、当サイトでオススメする車を高く売る方法です。
無駄なく、複数社から金額を引き出す良い方法だと思っておりますが、念のために追記させて頂きます。
※車の状況や交渉能力は個人によって異なりますので、この方法を実践しても高くならない場合もあります。車の売るのは、あくまでも自己責任であることをご了承下さい。